横浜市立大学探査会・探検部2022年度OB会主催特別講演会の参加報告
2022年6月11日(土)午後(14:00~17:30)、横浜市立大学八景キャンパスの本校舎305号教室にて探査部・探検部2022年度OB会主催による特別講演会が開催されました。演題は「幕府の運命、日本の運命 ~小栗上野介の日本の近代化~」、講師は村上泰賢氏(東善寺住職)、受講者は、横浜市立大学探査会・探検部OB会員、横須賀市職員、遣米使節子孫の会、一般参加の方々で、総計48名が受講されました。
当会からは長野・宮原代表理事、柳原理事、堀理事、大藏監事らが特別参加して、後半には宮原・長野代表理事から会場にて当会の紹介・活動報告を行い、柳原理事は代表質問の司会を務められました。
講演会概要:
幕臣小栗上野介忠順(ただまさ)が、日本の近代化に多大な功績を果たした事を知る人は少ない。万延元年遣米使節の目付け役としての重責を担って帰国した後、横須賀製鉄所の設立は特筆すべき功績であったが、将軍慶喜と意見が合わず、自ら身を引いて、上州権田村に移住した。しかし、新政府の東山道軍(西軍)に捕縛、斬首され、日本の歴史上から小栗の名は抹殺された。 日本の将来を見据えて雄大な構想を描き、欧米流の企業実務を日本に導入した忠臣が何故殺されたのか? その謎を講師により解き明かされました。
懇切丁寧に解説される村上泰賢氏
OB会の方々と当会の参加者 記念撮影