「飛騨金山『加藤素毛記念館』研修ツアー」

万延元年遣米使節子孫の会主催による研修ツアーが、平成29年11月7日(火)から8日(水)まで実施されました。

研修ツアー参加者
[当会員及び家族]稲松孝思、乙葉敏夫、村垣孝、塚原辰二、辻丹美、長野和郎、永野努、平石慶子、前田和子、宮原万里子、村上泰賢、村上晴美(泰賢様夫人)
[一般参加者]中村弘(稲松孝思様ご紹介)
合計:13名(敬称省略)

初日は加藤素毛記念館(岐阜県下呂市金山下原町)で、午後1時から、当会の村垣孝会長の挨拶に続き、加藤素毛記念館の館長の日下部格氏(当会会員)による「加藤素毛の功績」についての講演が行われ、引き続き篠原康之氏により「すべては音吉から始まった」の講話と片田早苗氏による「加藤素毛の航海詩文の解読」についての説明がありました。夕方には加藤素毛のお墓がある「玉龍寺」へ移動して墓碑に参拝しました。

宿泊場所である温泉の駅「かれん」の宴会場で「下原古郷の会」の会員11名の方々との懇親会が開催され、当会の塚原辰二理事のよる「万延元年遣米使節子孫の功績」についての講話が行われた後は、地元の皆様と分あい合いムードで下原の郷土史について色々なお話しが聞けました。

11月8日には、午後9時20分から加藤素毛記念館を再び訪ね、館内の展示品を見学しました。加藤素毛記念館は、老朽化した加藤素毛の生家を建替えて、平成14年7月15日にオープンしました。素毛は大変筆まめで、見聞の全てを日記・和歌・俳句・絵画に残しており。同記念館にも多数の資料が残されております。

午前11時30分からは、金山郷土館を訪問し、素毛の書き残した周海日記や帰朝みやげに記念品として素毛が配った木製版刷り色紙他を見学しました。

玉龍寺にある加藤素毛の墓碑を参拝
玉龍寺にある加藤素毛の墓碑を参拝