横浜市開港記念館での万延元年遣米使節子孫の講話
平成26年9月に、横浜市開港記念会館の共有スペースの案内役を勤められている、市民のガイドボランティア団体「ジャックサポーターズ」代表の萩原英様から万延元年遣米使節子孫の会幹事の宮原万里子様へ、ジャックサポーターズのスキルアップ研修を目的とした横浜開港にまつわる講話をして頂きたい、とのご依頼がありました。
そこで12月4日、横浜市開港記念会館第一会議室において講話が行われました。第一部(午前10時から10時40分)では、宮原万里子様が講師となり、外国奉行、神奈川奉行として横浜開港に関わった村垣範正について、村垣家系図(原本)、遣米日記等に基づきプロファイルを解説しました。引き続き第二部(10時50分から11時50分)では、長野が講師となり、「万延元年遣米使節について」①遣米使節派遣の背景、②渡米準備と使節変更、③出航と太平洋横断、首都ワシントンへ、④批准書交換、バルティモア・フィラデルフィア・ニューヨークを回る、東回りで帰国、⑤遣米使節の歴史的意義と功績について、講演を行いました。ジャックサポーターズの会員約60名の方々が熱心に受講されました。(会員登録者は100名)
(長野和郎 記)