令和3年臨時総会、臨時理事会決議のご報告
2021年10月20日
万延元年遣米使節子孫の会
会員 各位
一般社団法人 万延元年遣米使節子孫の会
代表理事 長野和郎
代表理事 宮原万里子
平素は一般社団法人 万延元年遣米使節子孫の会の活動にご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
先日、会員及び特別会員の皆様にお知らせさせて頂きましたように、本年8月31日をもって、塚原辰二代表理事が一身上の都合により退任されました。
9月6日の理事会にて、今後の当会運営に関する方針について、代表理事を二人体制にして会の活動を安定的に継続させ内容を充実させることを協議し、まず長野和郎が代表理事に選出され就任しました。今回は9月9日付けで送付しました臨時総会案内で定款変更などの議事内容をお届けし、決議事項について書面による賛否を問わせて頂き、9月27日の臨時総会にて、決議事項が可決されましたことを報告しました。臨時総会終了後の臨時理事会にて、定款変更に対する二人目の代表理事として宮原万里子が選出され就任しました。
臨時総会の決議は以下の議事録にてご報告いたします。
2021年度第1回臨時総会 議事録
日時:2021(令和3)年9月27日(月)21:00~21:15 オンラインによる総会・決議報告
会員出席者:新見正裕、玉蟲尚茂、村垣彩子、佐野良彦、小島昌子、鈴木誠二郎、日高進、櫻井成孝 各氏
役員出席者:長野和郎、宮原万里子、辻丹美、永野務 各理事
大蔵八郎 監事、柳原三佳、前田和子、堀早百合 各幹事
(1)長野代表理事より挨拶
- 本日ご参加のお礼に続き、本年8月31日をもって退任された塚原前代表理事の、長年に亘る多大なご功績の紹介とそれに対する感謝の言葉を述べました。
- 議決事項の経緯について説明しました。
(2)総会議事報告
- 当会の会員数は子孫会員 66名、特別会員 10名、賛助会員 1名の総数77名となっています。回答を頂いた子孫会員(社員)数は48名でした。議決権を持つ総社員数の過半数を満たす73%となり総会は成立しました。
- 決議事項2点についての報告
- 決議事項1)定款第4章第20条第2項「理事のうち1名を代表理事とする」を、「理事のうち2名以下を代表理事とする」に変更する: 可決されました。
- 委任状17票と賛成30票の合計47票、反対1票
- 総社員数66名の3分の2(44名)以上となります
- 決議事項2)当会幹事堀早百合氏を理事に選任する : 満票で可決されました。
- 委任状15票と賛成33票の合計48票
- 決議事項1)定款第4章第20条第2項「理事のうち1名を代表理事とする」を、「理事のうち2名以下を代表理事とする」に変更する: 可決されました。
(3)新理事堀早百合氏より就任挨拶
(4)閉会に当たり、下記連絡事項と新体制へのご支援・ご協力のお願い
- ご意見等がありましたら連絡メール(renraku@1860kenbei-shisetsu.org)でお寄せください。
- 代表理事1名追加に関する理事会での決定について、及び今後の活動方針などを後日お知らせします。
- 10月1日(金)20時からのZoom懇談会のご案内。
以上
書記 永野務
新体制によせてご挨拶
新たに代表理事二人での運営体制となりましたので、長野和郎、宮原万里子よりご挨拶申し上げます。前代表理事の塚原辰二氏は、当会の設立より11年間、多大なるご尽力により、会発展にご貢献されました。村垣名誉会長と共に、会の発展に大変なご努力を頂きましたことをここに感謝申し上げます。
塚原前会長と、村垣名誉会長には、設立時から会長、専務理事の二人体制で、8年間、会を目覚ましく発展に寄与されました。村垣名誉会長がアメリカ、塚原前会長が関西にお住まいであるにもかかわらず、当地への出張および電話とメールで連携を取りながら、会の運営をリードされてきました。とりわけ民間の任意団体では到底叶えられないようなプロジェクト、例えば万延元年遣米使節上陸の地ワシントンネイビーヤードに遣米使節記念碑を建立し、米国海軍に寄贈、さらに日本から我々子孫の会の会員がその除幕式に参加するという素晴らしい事業を実現されました、一方塚原前会長は、日常の運営管理、寄付集め、会計など、また地方への研修、調査、子孫との交流に大変ご尽力されました。数えきれない多大なるご貢献に改めて理事一同より深く感謝を申し上げます。
ご存じのように当会は非営利型の一般社団法人であり、理事、監事、幹事の役員一同ボランティアで会運営に参加いただいています。それぞれの役員には仕事、家庭の事情もあります。会の仕事が偏ることがないよう、代表理事二人体制で補い合い、活動を安定的に継続させていくことを目指してまいります。尚6月末より一身上の都合により休職していました村山彰一理事が辞任され、堀早百合新理事を迎えることになりました。
新しい体制で互いに連携しながら、当会の目的である「日米の外交の礎を築き、日本の近代化に貢献した万延元年遣米使節の史実とその意義を正しく伝え、誰もが認める正しい歴史認識の促進」のため、会員の親睦、国際親善、調査等の活動に、コロナ禍でも可能な方法を模索し、その継承に努めてまいります。
●新体制による当面の活動目標
- 正しい史実とその意義を伝えるために、ホームページの内容をさらに充実させ、歴史研究のアーカイブとして残し参ります。
- 制作したパワーポイントを会員の皆様に配布し、それを用いた講演会や懇話会を会員の皆さまに推奨し、遣米使節の理解を深める活動を進めて参ります、
- コロナ禍のため、総会、講演会等の集会が行えず、長らく対面できない状況でありましたので、ポーハタン号便りに会員の近況や会員発の記事を掲載し、会員のコミュニケーション、親睦のツールとしても充実させて参ります。
- 国際親善につながる活動として、海外在住の会員、研究者、関係者とZoom懇談会を通しての交流を考えています。
最後に、会を充実させて継承していくために、会員の方々のご協力を頂きたく、例えば一つのプロジェクトの企画や調査の活動、ホームページの更新作業やポーハタン号便り作成に、皆様のサポートなど、ご参加いただけますことを期待しています。ご連絡をお待ち申し上げます。
今後皆様の広いご経験やお考えによる企画やご提案も是非お寄せ下さい。
よろしくお願い申し上げます。
長野和郎 090-6341-6186 宮原万里子 090-5813-8777
当会へのご連絡メールアドレス renraku@1860kenbei-shisetsu.org