スミソニアン博物館サポートセンター

ここに掲載するすべての写真はSmithsonian Institution,National Museum of Natural Historyにて当会が撮影したものです。

午前10時20分ANA002便でワシントンDCに到着午後2時、使節が持参したブキャナン大統領への献上品の品々を特別に閲覧できるように、事前に申請、手配をしていただきました福岡万里子先生、彭浩先生と現地で合流し、担当者の方々にご案内頂きました。

家茂から大統領へ贈られた馬具、翠簾屏風、書棚、柄杓、三名の使節から大統領へ贈られた火桶3個、及びペリーが日本より持ち帰った遺品を閲覧しました。スミソニアン博物館 Website 参照

大統領に贈られた品、馬具一揃「蒔絵の鞍と鐙、紅の厚いふさ」と、村垣範正の遣米使日記に 記されている遺品
大統領に贈られた品、馬具一揃「蒔絵の鞍と鐙、紅の厚いふさ」と、村垣範正の遣米使日記に記されている遺品
大統領に贈られた品、馬具一揃「蒔絵の鞍と鐙、紅の厚いふさ」と、村垣範正の遣米使日記に 記されている遺品
大統領に贈られた品、馬具一揃「蒔絵の鞍と鐙、紅の厚いふさ」と、村垣範正の遣米使日記に記されている遺品
大統領との晩餐会でも飾られ、珍重されたと 書かれている翠簾屏風
大統領との晩餐会でも飾られ、珍重されたと書かれている翠簾屏風
ミニストルのレウィス、カスへ下される品々は鞍と鐙「キリに鳳凰の蒔絵」と書かれています。
ミニストルのレウィス、カスへ下される品々は鞍と鐙「キリに鳳凰の蒔絵」と書かれています。
大統領が鞍を馬に付けた姿を所望され、成瀬正典が乗って見せたところ大変喜ばれたという鞍を見て、情景が目に浮かぶようでありました。
大統領が鞍を馬に付けた姿を所望され、成瀬正典が乗って見せたところ大変喜ばれたという鞍を見て、情景が目に浮かぶようでありました。
日記に書かれた通りの品々に、村垣範正の観察力と記録の正確さに驚きました。
日記に書かれた通りの品々に、村垣範正の観察力と記録の正確さに驚きました。

三使節からブキャナン大統領に贈られた蒔絵火鉢三個
三使節からブキャナン大統領に贈られた蒔絵火鉢三個
左の蒔絵火鉢の一部拡大写真
左の蒔絵火鉢の一部拡大写真
左の蒔絵火鉢の一部拡大写真
左の蒔絵火鉢の一部拡大写真
珊瑚が鏤められ華麗にカーブし、凝った扉を 施した書棚
珊瑚が鏤められ華麗にカーブし、凝った扉を施した書棚
左側書棚の下部拡大写真
左側書棚の下部拡大写真
第十一代将軍徳川家斉の娘が細川家に嫁いりする ときに準備された駕籠 (※こちらの徳川家と細川家家紋入り駕籠を閲覧しました。)
第十一代将軍徳川家斉の娘が細川家に嫁いりする ときに準備された駕籠
(※こちらの徳川家と細川家家紋入り駕籠を閲覧しました。)

ペリーの『日本遠征記』によると、ペリー来航2回目の際には、ペリー側からアメリカの土産が献上され、同時に日本から多くの贈答品が送られました。

ペリーが持ち帰った刀身
ペリーが持ち帰った刀身
柄〈つか〉にコモドア ペリーと刻銘されています。
柄〈つか〉にコモドア ペリーと刻銘されています。
ペリーが持ち帰った蒔絵硯箱 使節がホワイトハウスで大統領に謁見の際、ペリーの硯箱が飾られていたと書かれています。
ペリーが持ち帰った蒔絵硯箱
使節がホワイトハウスで大統領に謁見の際、ペリーの硯箱が飾られていたと書かれています。
ペリーが持ち帰った浮世絵の絵図をモチーフにした当時の団扇
ペリーが持ち帰った浮世絵の絵図をモチーフにした当時の団扇
ペリーが持ち帰った極大の皿
ペリーが持ち帰った極大の皿
ハリスが賜った時服
ハリスが賜った時服